セルデックスが下落 臨床的改善には繋がらず=米国株個別
(NY時間10:16)(日本時間23:16)
セルデックス<CLDX> 21.89(-2.13 -8.87%)
バイオ医薬品のセルデックス<CLDX>が下落。好酸球性食道炎の患者を対象とした「バルゾルボリマブ」の試験で観察されたマスト細胞の枯渇が臨床的改善には繋がらなかったと発表した。
今回の結果は、マスト細胞が好酸球性食道炎の主要な原因ではないことを直接的に示す証拠となった。この疾患に関しては今後、開発を進めない方針も示した。
【企業概要】
重篤な炎症性疾患・アレルギー性疾患・自己免疫疾患・その他の壊滅的な疾患を持つ患者の生活を改善するために、ヒトの免疫系に関与する、あるいは重要な経路に直接作用する能力を持つ抗体ベースの治療薬を開発するバイオ医薬品会社。モノクローナル抗体および二重特異性抗体を含む薬剤候補の開発を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース