インビビッドが急騰　米政府がｍＲＮＡワクチンを市場から撤退させる計画と伝わる＝米国株個別

（NY時間14:26）（日本時間03:26）

インビビッド<IVVD>　1.07（+0.51　+90.28%）

モデルナ<MRNA>　24.61（-0.74　-2.92%）

バイオ医薬品のインビビッド<IVVD>が急騰。米政府がｍＲＮＡワクチンを市場から撤退させる計画との報道が伝わった。同社はワクチンに代わる新型コロナ予防用抗体治療を開発している。２０２１年に新型コロナ用モノクローナル抗体治療の臨床試験を開始。主力の新型コロナ予防抗体は２０２４年３月にＦＤＡから緊急使用許可（ＥＵＡ）を取得済み。２０２５年５月には麻疹（はしか）用モノクローナル抗体の探索プログラムを開始した。なお、モデルナ<MRNA>は下落。

【企業概要】

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)をはじめとする深刻なウイルス感染症からの保護に注力するバイオ医薬品会社。SARS-CoV-2ウイルスの進化に対応できるよう設計されたPEMGARDAの規制当局の承認を取得したほか、ウイルスの進化に対応できる新たな候補薬の継続的な発見・開発に取り組む。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース