概要・株価
チャート
ニュース
かぶたん ロゴ
PR

<マ-ケット日報> 2025年8月27日

市況
2025年8月27日 16時39分

27日の市場は日経平均が反発。終値は前日比125円高の4万2520円だった。前日の米国株の反発を受けてやや買いが先行したものの、勢いが乏しく前日終値近辺でもみあう展開。米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に様子見気分が強かった面もある。一方、後場からはそのエヌビディアの決算を期待した買いがじわりと勝り上げ幅を拡大。日経平均は4万2500円を超えて取引を終えている。ただ、半導体株中心の上げでトピックスなど他の指数は小幅続落となった。

昨日の米国市場は押し目買いからさっそく持ち直しダウ平均は反発した。この日発表された7月の耐久財受注が事前予想を上回ったことで見直し買いが入った。他の経済指標も概ね良好で足元の米経済の堅調さを裏付けるものとなった。トランプ大統領がFRB理事の解任を発表したことがやや影響して戻りは限定されたが、同理事が解任を否定していることであまり強くネガティブには捉えられていないようだ。ハイテク株の多いナスダック指数は小反発にとどまった。

さて、東京市場は全体としてはもみ合いに終始する1日となった。エヌビディア期待で半導体関連株は上げたものの、他は見送られなかなかすっきりしない状態が続いている。テクニカル的には下値25日移動平均線(4万1932円)がメインのサポート線であることは間違いなさそう。ここと上値10日移動平均線(4万2914円)に挟まれた状態が続きそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集