伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 8月31日版
週明け後に一段安なら3万9850円目指す公算
1. 週明け後に目先の強弱が判明する
前回の本コラムでは、 日経平均株価の4月7日以降の上昇は「5つの波が延長して、9つの波の上昇パターンを形成している」、または「5つの波のパターンを形成している」という動きのどちらかだと紹介しました。
5波が延長して9つの波のパターンに入っている場合、8月19日高値の4万3876円が7波目の終点となって、その後の下げが8波目の動きという見方になります。このカウントが正しければ、8波の終点は7月24日高値の4万2065円に接することなく、押し目をつけるはずなので、8月26日安値の4万2137円付近が8波の終点となって、9波目の最後の上昇場面へ入ると考えられます。
前週末は夜間取引で 日経225先物が大幅安となっています。日経225先物の夜間取引は4万2660円から始まって終値が4万2100円まで下げています。
最近の日経225先物は、日経平均株価とほとんど変わらない値位置で推移しています。
そのため、週明け後の日経平均株価は4万2100円前後の値位置から始まるか、寄り付き後、日経225先物に接近する下げの動きが表れると考えられます。
4月7日以降の上昇が9つの波のパターンとなって、最後の9波の上げを残している状況なら、週明け後の価格が7月24日高値の4万2065円に接することなく、押し目をつける展開になるはずです。
明日は寄り付き値が下放れた後、9時30分頃までに4万2065円以上の地点で押し目をつけて、下値堅さを示す動きになると考えられます。
最も有力だと推測できる展開は、8月28日安値の4万2299円前後で押し目をつけて上昇を開始する動きになります。
明日の価格が4万2065円以下へ下げると、4月7日以降が5つの波のパターンになっているというカウントが有力になります。
その場合、8月19日高値の4万3876円が5波の終点と推測できるため、8月19日以降の下げは、4月7日以降の上げ幅全体の修正局面か、または2008年10月以降の上昇局面の大天井という見方になります。
どちらの場合でも、今後は少なくとも5月22日安値の3万6855円まで下げる動きになると考えられます。