ヘルスエクイティ、決算受け上昇　ＨＳＡ拡張の立法化が寄与＝米国株個別

（NY時間09:56）（日本時間22:56）

ヘルスエクイティ<HQY>　94.87（+6.02　+6.77%）

福利厚生サービスのプラットフォームを提供するヘルスエクイティ<HQY>が上昇。１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の１株利益およびＥＢＩＴＤＡの見通しを上方修正している。

同社は声明で「２００６年以来最大の健康貯蓄口座（ＨＳＡ）拡張が立法化され、より多くの家族がその金融的な安心と税制優遇を享受できるようになった。それにより、われわれの見通しはさらに明るくなった」と述べた。ＨＳＡとは高控除型健康保険に加入している人が利用できる、医療費専用の貯蓄口座。非課税措置が充実している。

（５－７月・第２四半期）

・１株利益（調整後）：1.08ドル（予想：0.92ドル）

・売上高：3.26億ドル　8.6％増（予想：3.21億ドル）

・EBITDA（調整後）：1.51億ドル　18％増（予想：1.35億ドル）

（２６年度通期見通し）

・１株利益（調整後）：3.74～3.91ドル（従来：3.61～3.78ドル）（予想：3.73ドル）

・売上高：12.9～13.1億ドルを維持（予想：13.0億ドル）

・EBITDA（調整後）：5.40～5.60億ドル（従来：5.30～5.50億ドル）（予想：5.46億ドル）

【企業概要】

米国内にて、個人、および大小規模の雇用主や福利厚生プロバイダー向けに、ヘルスケア関連費用におけるテクノロジー対応サービスプラットフォームを提供する。消費者の税制優遇された医療貯蓄口座の管理、治療オプションの比較、遠隔医療給付へのアクセス、医療費支払サービス、臨床情報などを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース