マイナス圏で軟調推移/後場の投資戦略
日経平均 : 44411.26 (-521.37)
TOPIX : 3084.09 (-53.51)
[後場の投資戦略]
後場の日経平均株価は、軟調な展開が継続か。為替ではドル・円が147円台後半から円高圧力を受けやすい動きが意識され、輸出株への重しとなる公算がある。需給面では前場での売り圧力や持ち高調整の余地も残っており、戻りを試す動意は限定的とみられよう。また、米国で今日以降発表されるADP雇用統計、新規失業保険申請件数、雇用統計など雇用・労働関連指標や、国内で4日に投開票が行われる自民党総裁選の結果などを確認したいとして積極的な買いを手控える向きもありそうだ。一方で、直近の下落に対する押し目待ちや自律反発狙いの買いも向かう可能性も想定しておきたい。
《AK》