オキシデンタル、バークシャーが同社のオキシケムを約100億ドルで買収交渉と伝わる 株価は小幅安=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間22:47)
オキシデンタル<OXY> 47.23(-0.02 -0.04%)
エネルギー資源のオキシデンタル・ペトロリアム<OXY>は、バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ<BRK.B>同社の石油化学部門オキシケムを約100億ドルで買収する交渉を進めていると報じられた。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として伝えた。オキシケムの売却検討については、すでに英FT紙が報じていた。
合意は数日以内に成立する可能性があるという。実現すれば、バークシャーにとっては2022年以来最大の案件となる。
バークシャーはオキシデンタルの筆頭株主だが、昨年以降、総額約40億ドルの資産売却を発表していた。オキシデンタルはシェール掘削会社クラウンロックを昨年、約108億ドルで買収した後、債務削減を進めている。
ただ、株価は小幅安。
【企業概要】
主にパーミアン盆地やDJ盆地などで、石油(コンデンセートを含む)・天然ガス液(NGL)・天然ガスの探鉱・開発・生産を行う。基礎化学品・ビニル製品の製造・販売のほか、各事業を支援する中流・マーケティング事業として、収集システム・ガスプラント・コジェネレーション・貯蔵施設の運営などを行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース