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ビットコインが反落 米中への懸念再燃で再びリスク回避

注目
2025年10月14日 21時03分

*ビットコイン(ドル)(NY時間08:00)(日本時間21:00)

111422.13(-4396.29 -3.80%) 高115961.90 安110159.44

円建参考値 1694万7306円(-668676 -3.80%)

*イーサ(ドル)

3974.75(-316.32 -7.37%) 高4294.65 安3893.12

円建参考値 60万4559円(-48112 -7.37%)

*XRP(ドル)

2.4544(-0.1921 -7.26%) 高2.6480 安2.4152

円建参考値 373.31円(-29.22 -7.26%)

本日のビットコインは反落しており、一時11万1000ドルを下回る場面も見られた。本日も投資家がリスク資産を避ける動きを強めている。前日は一服していた米中貿易摩擦が再燃。

米国と中国は、トランプ大統領による新たな対中関税の警告を受け、本日から互いの船舶に新たな港湾使用料を課す予定。中国が韓国の造船大手ハンファオーシャンの米関連企業5社に対し制裁を科すと発表。米国による通商法301条に基づく中国海事・物流・造船業界に対する調査への対抗措置だとしている。

本日はパウエル議長の講演が控えていることも上値を重くしている模様。現地時間の昼、日本時間の15日午前1時台にパウエル議長が全米企業エコノミスト協会(NABE)で経済や金融政策の見通しについて講演する予定。米政府機関閉鎖で米経済指標の発表がなく、手掛かり材料が少ない中、年内の金融政策について、何かヒントが出るか注目される。これまでのFOMC委員の発言からすると、恐らく追加利下げに慎重な姿勢を堅持するとみられている。

一部からは「最近の暗号資産の急落はマージンコール(強制決済)と、分断された流動性が支配する市場におけるリスクの急速な巻き戻しを浮き彫りにしている」との声も出ていた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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