コカ・コーラ、決算受け上昇 消費者の積極購入を示す=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間22:47)
コカ・コーラ<KO> 70.53(+2.09 +3.05%)
コカ・コーラ<KO>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、既存事業売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスでは従来の見通しを維持している。価格上昇にもかかわらず、消費者が同社製品を積極的に購入していることを示す結果となった。
今回の結果は、同社が無糖炭酸飲料、スポーツドリンク、水など、拡大を続ける製品ポートフォリオで消費者の支持を獲得していることを示している。さらに、ボトルや缶の小型サイズの販売が、食料品市場での競争激化や生活コスト上昇の中でも売上を押し上げている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.82ドル(予想:0.78ドル)
・既存事業売上高(調整後):6.0%増(予想:4.8%増)
・売上高:125.0億ドル(予想:124.8億ドル)
・営業利益率(調整後):31.9%(予想:31.5%)
・価格/ミックス:6%増(予想:4.91%増)
・濃縮原液販売量:横ばい(予想:0.5%増)
・単位ケース販売量:1%増(予想:0.75%増)
栄養・ジュース・乳製品・植物由来飲料:3%減
水・スポーツ・コーヒー・紅茶:3%増
炭酸ソフトドリンク:横ばい
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3%増を維持
・既存事業売上高(調整後):5~6%増を維持(予想:5.3%増)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース