ドール、決算受け上昇　通期の利息費用や設備投資の見通しを下方修正＝米国株個別

（NY時間09:42）（日本時間23:42）

ドール<DOLE>　14.21（+1.07　+8.14%）

生鮮果物や野菜を手掛けるドール<DOLE>が上昇。取引開始前に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、１株利益は予想を下回ったものの、売上高、ＥＢＩＴＤＡの見通しは予想を上回った。通期のガイダンスでは利息費用や設備投資の見通しを下方修正している。また、同社は１億ドルの自社株買いプログラムも発表した。

（７－９月・第３四半期）

・１株利益（調整後）：0.16ドル（予想：0.17ドル）

・売上高：22.8億ドル　10％増（予想：21.5億ドル）

・EBITDA（調整後）：8080万ドル（予想：7890万ドル）

（通期見通し）

・EBITDA（調整後）：3.80～3.90億ドル（予想：3.93億ドル）

・利息費用：約6700万ドル（従来：約7000万ドル）

・資本支出：約8500万ドル（従来：約1億ドル）

【企業概要】

象徴的なDOLEブランドの他、数多くのBtoB及びBtoCブランドの下、幅広い地域で栽培された多品種の生鮮果物や野菜を、小売・卸売・外食産業向けに販売する。生鮮バナナ・パイナップルをはじめ、付加価値サラダおよび生鮮パック野菜、ベリー類、アボカド、有機野菜などを扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース