ウェブトゥーン、決算受け大幅安　韓国のＥＣ顧客による広告出稿の大幅縮小が影響＝米国株個別

（NY時間14:12）（日本時間04:12）

ウェブトゥーン<WBTN>　12.44（-4.39　-26.07%）

縦読み漫画のウェブトゥーン・エンターテインメント<WBTN>が大幅安。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、売上高が予想を下回ったほか、ＥＢＩＴＤＡも予想を下回った。第４四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る売上高見通しを示している。ＥＢＩＴＤＡも黒字見通しに対して赤字を見込んだ。

アナリストも今回の決算は精彩を欠くと指摘している。「売上高とＥＢＩＴＤＡはいずれも予想を下回った。これは、主要な韓国のＥＣ顧客による広告出稿の大幅な縮小と、その他地域での継続的な軟調が主因だ」と述べている。

また、ガイダンスについても「第４四半期の基礎的業績がやや弱含む内容で、広告は引き続き主要顧客の出稿減の影響を受け、知的財産を扱うＩＰアダプテーション部門もクロスオーバー関連マイルストーンの時期的要因で一時的に落ち込む」とも指摘した。

（７－９月・第３四半期）

・１株利益（調整後）：0.04ドル（予想：-0.15ドル）

・売上高：3.78億ドル　8.7％増（予想：3.82億ドル）

有料コンテンツ：2.87億ドル（予想：3.04億ドル）

広告：3940万ドル（予想：4950万ドル）

IPアダプテーション：5190万ドル（予想：2850万ドル）

・EBITDA（調整後）：512万ドル（予想：580万ドル）

（１０－１２月・第４四半期見通し）

・売上高：3.30～3.40億ドル（予想：3.97億ドル）

・EBITDA（調整後）：150万～650万ドルの赤字（予想：1210万ドルの黒字）

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MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース