ＦＲＢと米大手銀ＣＦＯ、バーゼル規制に関して来月会合＝米国株個別

（NY時間12:20）（日本時間02:20）

ＪＰモルガン<JPM>　305.77（-3.72　-1.20%）

シティグループ<C>　101.33（+0.66　+0.65%）

バンカメ<BAC>　52.81（-0.06　-0.11%）

ウェルズ・ファーゴ<WFC>　85.00（+0.30　+0.35%）

ゴールドマン<GS>　797.12（-8.38　-1.04%）

モルガン・スタンレー<MS>　164.18（-1.43　-0.86%）

ＦＲＢは来月、米大手銀のＣＦＯらと会合を開き、国際的な資本基準であるバーゼル規制履行の最新計画について、詳細を説明する見通し。ＪＰモルガン<JPM>のピント副会長が明らかにした。

ピント副会長はドイツのフランクフルトで本日開かれたイベントで、いわゆる「バーゼルＩＩＩ最終化」米国版の従来案には、ＪＰモルガンを含め各行が驚かされたと発言。その計画通りであれば、資本要件が大幅に引き上げられることになると指摘した。

ボウマンＦＲＢ副議長（銀行監督担当）と大手銀ＣＦＯとの同会合で、内容が見直される可能性がある。

ピント副会長は、新たな計画は欧州によるバーゼル規制基準の実施方針と「かなり整合的な内容」になるとの情報を得ていると述べた。また、「グローバルなシステム上重要な銀行（Ｇ－ＳＩＢｓ）」に関するルールの一部再調整と併せて考えると、新計画は現行ルールと比べても、資本水準を概ね横ばいに維持するものになるとの見通しも示した。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース