スタブハブ、決算受け大幅安　第４四半期の見通しを発表せず＝米国株個別

（NY時間14:36）（日本時間04:36）

スタブハブ<STUB>　14.23（-4.59　-24.39%）

オンラインチケットのスタブハブ<STUB>が大幅安。前日引け後に７－９月期決算（第３四半期）を発表し、売上高は予想を上回ったものの、１株損益の赤字が予想以上に大きく膨らんだ。

また、第４四半期の見通しを発表しなかったこともネガティブ・サプライズとなった模様。アナリストも驚きを示した。今回の決算発表は、９月のＩＰＯ後、初の四半期決算となる。

「決算説明会でのコメント内容および第４四半期ガイダンスの欠如が業績予想の不確実性を高めた」と指摘し。「市場が２６年の流通取扱総額（ＧＭＳ）の成長加速に懸念を抱く中、成長ドライバーに対する見通しの明確化を期待していたが、結果的に短期的な不透明感が一層強まった」と述べている。

さらに、同社は第４四半期決算発表時に２６年通期ガイダンスを提示する予定だが、２６年の業績予想に対する懸念は当面続くと見ている」とも語った。

（７－９月・第３四半期）

・１株損益：4.27ドルの赤字（予想：2.49ドルの赤字）

・売上高：4.68億ドル（予想：4.52億ドル）

・EBITDA（調整後）：6750万ドル（予想：5800万ドル）

【企業概要】

北米やその他の地域で、ライブイベントのセカンダリーチケットオンラインマーケットプレイスを運営する。世界のファンと、マーケットプレイスを通じて熱心なファンにリーチし効率的にチケット価格を設定する販売者を結びつける。多様な種類のイベントに対応可能なエンドツーエンドの機能を構築。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース