アナリスト、HPとデルの投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間09:55)(日本時間23:55)
HP<HPQ> 23.93(-0.60 -2.45%)
デル<DELL> 128.08(-5.68 -4.25%)
HP<HPQ>とデル<DELL>が揃って下落。米大手証券のアナリストが、半導体メモリ市場のスーパーサイクルがハードウェアOEM・ODM各社の業績にとって、新たなリスク要因になりつつあると警告。その上で、HP<HPQ>とデル<DELL>の投資判断を「売り」に引き下げた。
デル<DELL>は2段階の引き下げとなり、目標株価は110ドル、HPの目標株価は24ドルとしている。
2026年における世界のOEM・ODMの粗利益率は前年比0.6%ポイント低下すると想定しており、市場コンセンサス(0.1%ポイント上昇)に対して悲観的な見通しを示している。
同アナリストは、カバレッジ銘柄全体の2026年の1株利益の見通しをコンセンサス予想比で11%下回る水準に設定。また、ストレージOEMよりもPCおよびサーバーのOEM・ODMの方がリスクが高いとも指摘した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース