ホワイトハウス、通話記録流出のウィトコフ特使を擁護
ホワイトハウスは、プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談を巡り、トランプ大統領を称賛するようロシア側に指南した通話記録を流出させた米国のウィトコフ特使を擁護している。
通話記録によると、ウィトコフ特使はウクライナのゼレンスキー大統領がホワイトハウスを訪れるのに先がけて、プーチン大統領がトランプ大統領と電話会談するよう助言した。これにより、米国がウクライナに長距離巡航ミサイル「トマホーク」を供与することに反対する機会をロシアは得た格好となった。
ブルームバーグは25日、ウィトコフ特使が先月、ロシア政府高官と電話で協議し、和平に向けた計画で協力することを確認とともに、プーチン大統領がトランプ大統領とこの件で協議するよう促していたと報じた。10月14日に行われたウィトコフ特使とロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)の電話会談の全容も伝えた。
これに対してホワイトハウスは、報道された内容の信ぴょう性を否定せず、ウィトコフ特使のロシア当局者との協議を称賛した。トランプ大統領は25日、ウィトコフt特使の交渉は標準的なものだとし、ウクライナ側にも同様の発言をしている公算が大きいと指摘。それが交渉人の仕事だと語った。
株探ニュース