10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 28社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券、楽天証券、GMOクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では743銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期経常利益が前期比20%以上増益、(4)PBRが0.8倍未満――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは28日現在)
28日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<9980> MRKHLD 9600 57.6 1100 0.64
<8202> ラオックス 16500 90.3 430 0.71
<7795> KYORIT 19600 25.8 1440 0.48
<7277> TBK 35700 224 1000 0.36
<9380> 東海運 37300 21.1 895 0.60
<7442> 中山福 41400 58.9 780 0.35
<8508> Jトラスト 43200 42.2 11900 0.37
<1848> 富士PS 55300 51.6 1290 0.77
<7987> ナカバヤシ 56500 43.4 3175 0.53
<6629> Tホライゾン 57700 171 950 0.79
<3512> フエルト 64000 49.6 700 0.54
<6470> 大豊工業 68200 175 2500 0.28
<1420> サンヨーH 69700 54.2 1800 0.53
<5984> 兼房 69900 41.4 1000 0.33
<6493> NITTAN 71000 29.2 2450 0.69
<6743> 大同信 73100 50.6 1900 0.45
<7212> エフテック 73500 103 6200 0.28
<2877> 日東ベスト 73800 76.5 900 0.56
<7885> タカノ 75600 61.0 850 0.36
<3571> ソトー 78400 1448 480 0.65
<6262> ペガサス 80000 51.8 2360 0.62
<4234> サンエー化研 81400 923 900 0.37
<8904> アバンティア 82500 39.6 1600 0.42
<7266> 今仙電機 83900 135 1200 0.34
<7514> ヒマラヤ 84900 30.9 500 0.64
<7898> ウッドワン 90300 123 1200 0.19
<8841> テーオーシー 92000 30.3 2500 0.80
<7435> ナ・デックス 99300 113 1900 0.45
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース