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東京為替:ドル・円は軟調、日銀利上げ観測で

通貨
2025年12月1日 12時20分

1日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、156円10銭から155円42銭まで値を切り下げた。植田日銀総裁は講演で追加利上げに前向きなスタンスを示し、今月開催の金融政策決定会合で政策金利引き上げを見込んだ円買いが主要通貨を下押し。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円42銭から156円10銭、ユ-ロ・円は180円22銭から181円16銭、ユ-ロ・ドルは1.1589ドルから1.1615ドル。

【経済指標】

・中・11月RatingDog製造業PMI:49.9(予想:50.5、10:50.6)

【要人発言】

・植田日銀総裁

「経済・物価見通し実現なら、経済・物価の改善に応じて政策金利引き上げ」

「現在の実質金利、極めて低い水準」

「経済・物価の中心的な見通しが実現していく確度、少しずつ高まってきている」

「春闘に向けた初動のモメンタム確認していくことが重要」

「食料品価格の上昇、想定以上に長引く可能性」

「12月の決定会合で利上げの是非、適切に判断していく」

「為替の変動、基調的な物価上昇率に影響する可能性があることに留意が必要」

「12月会合、経済・物価や市場動向をさまざまなデータや情報をもとに点検・議論」

「緩和度合いの適切な調整、経済を息の長い成長軌道に乗せるために必要」

「物価上昇率、展望リポートの見通し期間後半にはおおむね整合的な水準で推移」

・高市首相

「債務指標の着実な改善を続ける」

「今後も金利などの動向に留意しながら財政政策を推進」

「賃金・生産性の持続的伸びで名目成長率が回復」

「投資家とも対話し、企業統治改革を進める」

「昨年水準と遜色のない賃上げ、ベア実現を産業界に要請」

《TY》

提供:フィスコ

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