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11月のISM非製造業景気指数、9カ月ぶりの高水準 仕入価格は大きく低下 

経済
2025年12月4日 1時45分

*ISM非製造業景気指数(11月)0:00

結果 52.6

予想 52.0 前回 52.4

新規受注 52.9(56.2)

雇用   48.9(48.2)

入荷遅延 54.1(50.8)

仕入価格 65.4(70.0)

輸出   48.7(47.8)

輸入   48.9(43.7)

()は前回

この日発表の11月のISM非製造業景気指数は、52.6と予想を若干上回り、9カ月ぶりの高水準となった。一方、このところ上昇が続いていた仕入価格は大幅に低下し、7カ月ぶりの低水準となっている。また、入荷遅延は伸びが加速し、事業活動指数も小幅ながら一段と上昇した。

調査委員会のミラー委員長は声明で「政府機関閉鎖に伴う航空便の混乱や、関税変更に伴う税関手続きの影響が原因となった公算が大きい」と指摘した。

業種別では小売りや娯楽・レクリエーション、宿泊・飲食サービスなど12業種が活動の拡大を報告。半面、建設など5業種が縮小した。

ミラー委員長は会見で、事業活動指数と新規受注がほぼ拡大圏で推移していることや、受注残が2月以来の高水準となった点を挙げ、「サービス業が回復し始めている前向きな兆候だ」と述べた。

雇用指数は依然として縮小圏ながらも6カ月ぶりの高水準。雇用安定化の兆しが増したことを示した。在庫は7カ月ぶりの高水準。在庫景況感は拡大圏ながらも低下し、在庫が過大だと見ている事業者が減少していることが示唆された。

株探ニュース

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