10万円以下で買える、今期最高益＆低PER 25社【プライム】編 ＜割安株特集＞

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ＳＢＩ証券、楽天証券、ＧＭＯクリック証券のネット証券3社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

東証プライム上場企業では248銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が市場平均を下回る銘柄に注目してみた。

下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)予想PERが15倍未満――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは5日現在)

なお、7日(日)16時00分に「10万円以下で買える、今期最高益＆低PER【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資　　┌ 経常利益 ┐　　予想

コード 銘柄名　　　　　　金額　 増益率　　 今期　　 PER

<7868> 広済堂ＨＤ　　　 44700　　　0.2　　 8050　　11.7

<3679> じげん　　　　　 46700　　　3.9　　 5880　　11.6

<2533> オエノンＨＤ　　 51500　　　6.1　　 3850　　10.0

<6535> アイモバイル　　 52600　　　9.6　　 4460　　 9.5

<3232> 三重交ＨＤ　　　 53200　　　5.7　　 9000　　 8.8

<3031> ラクーンＨＤ　　 60600　　　0.2　　 1400　　13.7

<3675> クロスマーケ　　 61900　　 12.5　　 2700　　 7.7

<2749> ＪＰＨＤ　　　　 65300　　　3.6　　 6070　　14.3

<3834> 朝日ネット　　　 67900　　　0.3　　 2370　　10.6

<9332> ＮＩＳＳＯ　　　 68100　　 12.3　　 4000　　 9.2

<7381> ＣＣＩＧ　　　　 70900　　 70.8　　21000　　12.3

<6099> エラン　　　　　 71500　　 33.7　　 4740　　14.0

<8600> トモニＨＤ　　　 75000　　 11.4　　26050　　 8.8

<6306> 日工　　　　　　 75200　　　0.9　　 3100　　13.8

<7085> カーブスＨＤ　　 76300　　　 12　　 7250　　14.9

<9273> コーア商ＨＤ　　 79600　　　1.0　　 5430　　 9.2

<7888> 三光合成　　　　 83500　　　5.9　　 5500　　 6.4

<1429> 日本アクア　　　 85200　　 17.6　　 3062　　13.1

<7347> マーキュリア　　 86500　　　125　　 2600　　 9.8

<4345> ＣＴＳ　　　　　 89500　　 15.2　　 3643　　14.6

<7059> コプロＨＤ　　　 89800　　 36.5　　 3800　　13.9

<3924> ランドコンピ　　 91200　　 28.5　　 1880　　13.1

<3231> 野村不ＨＤ　　　 91820　　　1.2　 108000　　10.5

<4847> インテリＷ　　　 95300　　 29.1　　 2440　　14.8

<7180> 九州ＦＧ　　　　 96500　　 17.5　　50500　　11.9

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が％、PERが倍。

※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80％以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

※今期配当が無配の企業は除いた。

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