トランプ大統領、ネットフリックスによるワーナー買収は問題になり得る=米国株個別
(NY時間09:50)(日本時間23:50)
ネットフリックス<NFLX> 97.09(-3.15 -3.14%)
ワーナーブラザース<WBD> 27.92(+1.84 +7.04%)
パラマウント・スカイダンス<PSKY> 13.80(+0.44 +3.26%)
トランプ大統領は7日、ネットフリックス<NFLX>によるワーナー・ブラザース・ディカバリー(WBD)<WBD>の買収について、「問題になり得る」と述べ、反トラスト法上の懸念が生じかねないとの認識を示した。
トランプ大統領は、両社の合併に伴い「非常に巨大な市場シェアがさらに大きくなる」ことに触れ、「私がその意思決定プロセスに関与することになるだろう」と言及した。
ネットフリックスのサランドス共同CEOは11月半ばにホワイトハウスを訪れ、トランプ大統領との面会に臨んだとも伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。話し合いは1時間余りにわたり、トランプ大統領は最高額を提示した入札者に売却すべきだと述べたという。サランドスCEOもこれに同意し、自社の提示額が妥当だと主張したという。
なお、 パラマウント・スカイダンス<PSKY>は、ワーナー・ブラザースに対し、現金で1株30ドルの買収案を新たに提示したことを公表した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース