レナーが下落 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間11:45)(日本時間01:45)
レナー<LEN> 121.26(-2.65 -2.14%)
住宅建設のレナー<LEN>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。目標株価は従来の95ドルから98ドルに引き上げている。
来年は一戸建て住宅着工件数のさらなる減少と住宅価格の低迷が顕著になると予想。「住宅建設業者について確信を持って楽観的な見通しを立てるには、僅かな金利引き下げや、FRBの政策変更への期待に頼ることはできない。住宅在庫が依然として高水準にある中、住宅購入の負担能力、雇用、移住の鈍化といった大きな問題がある」と述べている。
「同社は市場に合わせた生産戦略の調整において柔軟性が比較的低く、業績に対して株価の評価が高い」と記している。
【企業概要】
米国で、戸建て住宅や集合住宅賃貸不動産の開発・販売を手掛け、住宅用・商業用住宅ローン、権原保険、クロージングサービスを提供する。賃貸物件を開発・所有するファンドのスポンサーでもあり、住宅建設業界や金融サービス業界の不動産関連分野を改善するための技術の応用に取り組む企業への投資も行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース