株価指数先物【昼】 値がさ株にスキャルピング中心のトレードが敏感に反応
日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の5万0660円(+0.13%)前後で推移。寄り付きは売りが先行したものの、5万0480円とシカゴ日経平均先物清算値(5万0320円)を上回って始まった。直後につけた5万0390円を安値にロングが入り、現物の寄り付き時にはプラス圏を回復し、5万0780円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は中盤にかけて5万0400円辺りまで軟化したものの、終盤にかけて再び5万0700円辺りまで切り返してきている。
ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の動向にスキャルピング中心のトレードが敏感に反応する形になった。ファーストリテイリング<9983>[東証P]の下げが重荷になったが、売り一巡後は下落幅を縮めてきており、ショートを仕掛けにくくさせよう。日経225先物は下値の堅さが意識されており、5万0500円辺りでの底堅さがみられるようだと、ボリンジャーバンドの+1σ(5万1030円)水準が射程に入ってきそうだ。
NT倍率は先物中心限月で14.96倍に上昇した。14.91倍に低下する場面もみられたが、その後は切り返す形になった。-1σ(14.82倍)と25日線(15.04倍)とのレンジでの推移だが、ファーストリテイリング辺りが切り返してくるようだと、NTショートを巻き戻す動きに向かわせる可能性はあるだろう。
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