カラレス、決算受け大幅安　スチュアート・ワイツマンの希薄化と関税圧力が継続＝米国株個別

（NY時間10:42）（日本時間00:42）

カラレス<CAL>　12.14（-1.35　-10.01%）

靴メーカーのカラレス<CAL>が大幅安。取引開始前に８－１０月期決算（第３四半期）を発表し、売上高は予想を上回ったものの、１株利益が予想を大きく下回った。

また、第４四半期のＧＡＡＰベースの１株損益は赤字となる見通しを示した。粗利益率および利益は「スチュアート・ワイツマン」ブランドの希薄化と関税圧力が継続するとしている。

通期の１株損益も０．１３－０．１８ドルの損失を見込み、調整後の１株利益は０．５５－０．６０ドルを見込んでいる。

（８－１０月・第３四半期）

・１株利益（調整後）：0.38ドル（予想：0.85ドル）

・売上高：7.90億ドル（予想：7.68億ドル）

・粗利益率：41.8％（予想：43％）

・営業利益率（調整後）：3.3％

・在庫：6.78億ドル（予想：5.96億ドル）

【企業概要】

米国内外で、あらゆる年齢層に対応したフットウェアをデザイン・開発・製造・販売する。ブランドを所有・ライセンス契約し、カジュアルからドレスシューズまで幅広い製品を取り扱い、小売店やネット通販を通じた直接販売のほか、オンライン小売業者、全国チェーン、百貨店、独立小売業者、量販店向けに卸売事業も手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース