伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月10日記)
日経平均株価は11月4日高値の5万2636円が戻り高値となって、11月4日以降、下降の流れへ入っていると考えられます。
11月19日以降の堅調な動きは、下降途中の反発場面で、11月11日高値の5万1513円前後が上値の限界になる公算です。
本日は寄り付き後の価格が上昇すると、12月4日高値の5万1028円を一気に超える動きになる可能性が出てきます。
ただ、そうなっても下降途中の見方に変更はないため、5万1513円前後では強く上値を抑えられる動きになる公算です。
本日の価格が下げる場合、12月4日高値の5万1028円が一時的な反発の終点になっているという見方が有力になります。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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