日金属は朝高後に値を消す、トヨタと共同特許申請への反応限定的
日本金属<5491>が続伸して始まり、前日に比べ4%高となる場面があった。同社はきょう、トヨタ自動車<7203>と燃料電池向け「セパレータ及びその製造方法」について共同で特許申請したことを明らかにしており、これが材料視されたもよう。ただ、買い一巡後は値を消す展開となっている。
この発明は第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」のビジョンのもと、「Near Net Performance」(最終製品に要求される性能を素材・部材で実現)をキーワードに取り組み、共創したもの。同社は燃料電池セパレータをはじめとするさまざまな分野で、独自の基準により認定する環境配慮型製品「エコプロダクト」の販売促進を図り、地球環境にやさしい新たな価値の共創を目指すとしている。