<注目銘柄>=マイクロアド、今期から本格的な利益創出フェーズへ
マイクロアド<9553>はデータプラットフォーム事業を展開。前期は生産性向上施策で売り上げが拡大するとともに利益率が改善し、会社側では今期から本格的な利益創出フェーズに入るとしている。
26年9月期通期の連結営業利益は前期比33.0%増の8億1500万円が見込まれている。データプロダクトサービス事業では自社プラットフォームの利益率改善に加え、他社プラットフォームの活用で全体の売り上げと粗利益を成長させる構え。また、コンサルティングサービス事業はインバウンドマーケティングの需要増加を捉えつつ、IPコラボの新規事業によって拡大を狙うとしている。また、26年3月末を初回基準日として、年2回の株主優待制度を開始するとしており、800株以上を保有する株主にデジタルギフト7000円分(年間で計1万4000円分)を贈呈する。
足もとの株価は上げ一服商状となっているが、日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが実現。8月29日につけた年初来高値629円奪回からの一段高を期待したい。(参)