テラダインが上昇 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
(NY時間09:56)(日本時間23:56)
テラダイン<TER> 196.32(+2.95 +1.52%)
検査システムとロボット製品のテラダイン<TER>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の148ドルから230ドルへ引き上げた。AI需要による成長余地を評価した。半導体テスト分野の成長加速が、モバイル事業の緩やかな回復を十分に相殺できると指摘している。
同アナリストはまた、2026年に商用GPUの受注を獲得できる可能性について一段と楽観的になっているとし、同アナリストのチャネルチェックでは、規模は不透明ながらも、来年後半にも一定の出荷量が実現する可能性が示唆されているという。
2026年の上振れ要因としては、高帯域幅メモリ(HBM)関連のテスト売上も挙げられている。さらに長期的には、ダイサイズの大型化や欠陥率要件の厳格化に伴うテスト強度の上昇が、追加的な売上成長を押し上げるとみられる。
【企業概要】
自動テストシステムとロボット製品の設計・開発・製造・販売を行う。家電・無線・自動車・通信・航空宇宙などの業界向け、半導体・無線製品・データストレージ・電子システムの自動テストシステム、および製造やマテリアルハンドリングの効率化のための協働型ロボットアームや自律移動型ロボットを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース