ダウ平均は下げに転じる 今週はイベント目白押し=米国株序盤
NY株式15日(NY時間11:06)(日本時間01:06)
ダウ平均 48394.48(-63.57 -0.13%)
ナスダック 23120.95(-74.22 -0.31%)
CME日経平均先物 50245(大証終比:+5 +0.01%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は小幅安で推移しているほか、ナスダックも下落。序盤は買戻しも見られ上昇して始まったものの上げを維持できていない。
今週はイベント目白押しで、米政府機関閉鎖によって空白が生じた経済判断を補うため、公表が遅れていた米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)の発表に市場は注目している。
米大手証券は明日の米雇用統計は市場を押し上げる可能性があると予想。「良いニュースが悪く、悪いニュースが良い」という局面に戻ったと指摘し、労働市場の緩やかな弱さは株式市場では強気に受け止められる可能性が高いとした。
一方、各金融機関から来年の米株式市場の見通しが出ているが、強気な見方が比較的多い。「株式のオーバーウエートを解消すべきかの議論はあるものの、トレンドはまだ終わっていない。AI関連へのエクスポージャーは引き続き報われており、金利やクレジットは相対的に魅力が乏しい」と述べている。株式は依然として最も魅力的なリスク・リワードを提供しているという。
ストラテジストは、力強い企業業績の伸びによりS&P500が来年13%上昇すると予想し、4年連続の2桁上昇を見込んでいる。2026年にはAIの「提供側」から「導入・利用側」へのシフトが進み、生産性向上を巡る議論が企業全体に広がるという。その上で、2026年はIT、ヘルスケア、公益、銀行セクターを推奨。
アップル<AAPL> 274.36(-3.92 -1.41%)
マイクロソフト<MSFT> 474.10(-4.43 -0.93%)
アマゾン<AMZN> 223.72(-2.47 -1.09%)
アルファベットC<GOOG> 308.68(-1.84 -0.59%)
アルファベットA<GOOGL> 307.74(-1.55 -0.50%)
テスラ<TSLA> 477.39(+18.43 +4.02%)
エヌビディア<NVDA> 177.36(+2.34 +1.34%)
メタ<META> 646.09(+2.38 +0.37%)
AMD<AMD> 212.49(+1.71 +0.81%)
イーライリリー<LLY> 1053.01(+25.50 +2.48%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美