伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月16日記)
日経平均株価は、11月19日以降の上値、下値を切り上げるジグザグの動きを経過して、上昇が勢いづく可能性を残しています。
強気の展開になる場合、本日は、12月11日の安値4万9926円を割れることなく上昇を開始して、5万0500円以上へ上昇する公算です。
目先の価格が下げると、現在の反発調は、下降途中の動きであるという見方が有力になります。
その場合、目先は、11月19日の安値4万8235円を割れる程度まで、一気に下げる動きになると考えられます。
本日、4万9926円を割れて、上値の重さを示すと、そのまま下げの流れを継続して、大陰線をつける展開になる可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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