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<マ-ケット日報> 2025年12月16日

市況
2025年12月16日 16時38分

16日の市場は日経平均が大幅続落。終値は前日比784円安の4万9383円で、今月3日以来、約2週間ぶりの5万円台割れとなった。同時に25日移動平均線(5万23円)も下回り短期トレンドに変化が表れている。昨日の米国株でハイテク株が弱めだったことから日経平均は引き続き売られて推移。さらに本日はトピックスの下落率が日経平均を上回るなどほぼ全面安の展開となった。昨日に最高値をマークしていたためその反動が強く出てしまったようである。

昨日の米国市場は雇用統計発表前のポジション調整売りでダウ平均は小幅続落した。16日に11月の雇用統計の発表を控え、もともと過去最高値圏にあったダウ平均は目先筋の手じまい売りが出やすかった。18日には消費者物価指数の発表もあり市場は少しナーバスになっているところもある。ただダウ平均の下値は堅く押し幅も限定的。ハイテク株から内需系株へのシフトが続きダウ平均やS&P500種は安定している一方、ナスダック指数は甘く3日続落となっている。

さて、東京市場は米国動向に左右される展開となり、指数(日経平均)は米国以上に弱気な反応をしている。秋相場の上げっぷりが米国株を大きく凌駕していたためある意味仕方のないところだが、日経平均が25日移動平均線を陰線で割り込んだことは年末高にやや影響がありそうだ。もっとも、米ハイテク株同様にボラティリティは高く、すぐに回復する可能性はまだ十分にあるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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