デルタフライが反発、DFP-10917の米臨床試験第2相部分で目標の症例登録完了
Delta-Fly Pharma<4598>が反発している。16日の取引終了後、治療薬ベネトクラクス(VEN)の前治療歴1回の急性骨髄性白血病の患者を対象に米国で実施している、点滴静注剤DFP-10917とVENとの臨床第1相・第2相試験の第2相部分について目標の症例登録を完了したと発表しており、好感した買いが入っている。第2相部分ではDFP-10917の用法用量を固定し、VENによる骨髄ダメージを抑える目的でVENの用法を2週間から10日間に短縮したところ安全性が改善したという。今後は米食品医薬品局(FDA)と臨床第2相試験終了時相談を行うための準備を進める。