加藤製作所---110t吊りオールテレーンクレーン新型「KA-1100R」 販売開始
加藤製作所<6390>は16日、110t吊りオールテレーンクレーンの新型「KA-1100R」の販売を開始したと発表した。
従来モデルの性能を受け継ぎつつ、安全性と作業性を強化し、最新の排出ガス規制(欧州Stage V)に適合したDaimler製エンジンを搭載するなど、環境への配慮も進めた。
本製品は最高出力340kW/min 1、最大トルク2,200N・m/1,300min 1の性能を有し、尿素SCRとDPF一体型後処理装置によりススの排出を大幅に低減。国土交通省の「低騒音型建設機械」にも指定されている。
安全機能では側方衝突警報装置や自動点灯LEDヘッドライトを新たに標準装備した。
クレーン性能は最大吊上げ能力110t、最大ブーム長さ51.3m、最大地上揚程72.3m。キャリヤには電子制御リヤステアリングや全輪ディスクブレーキを搭載し、走行安定性や整備性を向上させた。
運転席にはエアサスシートや格納式ベッドなども備え、快適性にも配慮されている。
《NH》