EUの自動車パッケージ、競争力よりもCO2削減を依然優先
EUが欧州自動車メーカー向けに改定した排出規制は、競争力よりもCO2削減を依然として優先しているとアナリストは指摘。計画では、2035年のCO2排出量100%削減目標が90%に引き下げられる。
アナリストは、EU規制のいかなる変更もポジティブと見ているが、EUは自動車産業の競争力や雇用を犠牲にしてまで、環境アジェンダを維持していることも明らかだと指摘。これは、米国と中国が国内の自動車メーカーに示している支援とは対照的だという。
多くの投資家は既に、EUの自動車産業を米国や中国の同業のOEMメーカーと比較して、投資不向きとみなしている中、こうしたEUの変更でも、その見方を変えることはないだろうとも述べている。
株探ニュース