チルドレンズ・プレイス、決算受け急落　１株損益が予想外の赤字＝米国株個別

（NY時間12:23）（日本時間02:23）

チルドレンズ・プレイス<PLCE>　4.68（-2.67　-36.33%）

子供向けアパレルのチルドレンズ・プレイス<PLCE>が急落。前日引け後に８－１０月期決算（第３四半期）を発表し、１株損益が予想外の赤字となったほか、売上高も予想を下回った。関税圧力が引き続き業績に影響したと説明している。

２５年度の関税影響による追加費用は１５００－２０００万ドルを想定。従来の２０００－２５００万ドルからは減額した。２６年度上期には、関税影響として追加で２５００－３０００万ドルの影響を見込むが、大半は戦略的施策で吸収する予定だとしている。

ウマイルＣＥＯは「第３四半期は戦略的変革を進める中で、ｅコマース事業に高い変動性が生じるなど、厳しい局面を反映した内容だった」とコメントした。

（８－１０月・第３四半期）

・１株損益（調整後）：0.18ドルの赤字（予想：0.70ドルの黒字）

・売上高：3.40億ドル　13％減（予想：3.70億ドル）

・営業利益（調整後）：401万ドル（予想：2970万ドル）

・EBITDA：1134万ドル（予想：2970万ドル）

・在庫：3.90億ドル

【企業概要】

ファッショナブルで高品質な子供向けアパレル・アクセサリー・フットウェアを、主に自社ブランドでデザイン・製造・販売する。北米の小売店・卸売市場・eコマース・ソーシャルメディアチャンネルを通じて販売するほか、国際フランチャイズパートナーを通じたグローバルな流通も行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース