tripla---25年10月期2ケタ増収・大幅な増益、導入施設数及び取扱高・GMVが順調に増加
tripla <5136>は15日、2025年10月期連結決算を発表した。営業収益が前期比37.8%増の25.73億円、営業利益が同93.6%増の5.19億円、経常利益が同138.8%増の5.83億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同139.7%増の5.01億円となった。
同社グループホスピタリティソリューション事業においては、顧客価値向上のため、前年度に引き続き、主要サービスである「tripla Book」及び「tripla Bot」、宿泊業界特化型のCRM・MAツールである「tripla Connect」等の機能改善を行うとともに、広告運用代行サービス「tripla Boost」、主要な国際的旅行予約サイトに加えて東アジア・東南アジアのローカル旅行予約サイトからの集客も実現する「tripla Link」、宿泊中の必要情報を集約した旅ナカ専用サービス「tripla Guide」を提供してきた。加えて、2024年12月にtripla Hong Kong Limited、2025年2月にtripla USA, Inc.、2025年4月にはtripla Philippines Technologies Inc.を設立するなど、グループの成長戦略の柱である海外展開を進めてきた。このような取り組みの結果、tripla Bookの施設数は、当年度において、前年度末より887施設増の3,840施設、tripla Botの施設数は、当年度において、前年度末より313施設増の2,136施設となった。また、取扱高・GMV(Gross Merchandise Value)も、当年度において、前期比38.9%増の1,744.26億円となった。
2026年10月期通期の連結業績予想については、営業収益が前期比35.7%増の34.93億円、営業利益が同45.4%増の7.55億円、経常利益が同39.4%増の8.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.7%増の5.10億円を見込んでいる。
《NH》