ダイキンが反発、国内大手証券が投資評価を最上位に引き上げ
ダイキン工業<6367>が反発している。SMBC日興証券が前週末19日、ダイキンの投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は1万6900円から2万5400円に増額修正している。ダイキンのPBR(株価純資産倍率)は過去最低水準で株価の下落リスクは限定的だとしたうえで、来期は北米を中心に需要の好転で期待値は改善しやすく、投資妙味は高まったと指摘。データセンター事業やインド事業の拡大も長期的に期待値を後押しするドライバーとして注目したい、としている。同証券はダイキンの27年3月期営業利益予想を従来の4249億円から4734億円に引き上げた。