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話題株ピックアップ【夕刊】(3):レダックス、沢藤電、アトラG

注目
2025年12月22日 15時48分

■レダックス <7602>  180円  +50 円 (+38.5%) ストップ高   本日終値

レダックス<7602>はストップ高。前週末19日取引終了後、金融持ち株会社の米フリーダム・ホールディング<FRHC>と合弁会社(準備会社)の設立で基本合意書(MOU)を締結すると発表した。日本国内における最先端フィンテックを活用した金融事業(銀行、デジタルバンキングなど)の展開を目指す。合弁会社の社名は「Freedom Japan」。出資比率はフリーダムが90%、レダックスが10%となる。

■澤藤電機 <6901>  1,303円  +300 円 (+29.9%) ストップ高   本日終値

澤藤電機<6901>がストップ高。スパークス・グループ<8739>が無限責任組合員をつとめる日本モノづくり未来投資事業有限責任組合傘下のARTS-4(東京都港区)が前週末19日の取引終了後、同社の完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表しており、TOB価格1303円にサヤ寄せする格好となった。完全子会社化によりスパークスの投資先ネットワーク及び知見を最大限に活用することで沢藤電の企業価値向上を図るのが狙い。買い付け予定数は300万7835株(下限156万9600株、上限設定なし)で、買付期間は12月22日から26年2月9日までを予定している。TOB成立後、沢藤電株は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は同社株を12月19日付で監理銘柄(確認中)に指定している。なお、沢藤電は今回のTOBに対して賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。

■アトラグループ <6029>  224円  +50 円 (+28.7%) ストップ高   本日終値

アトラグループ<6029>がストップ高。前週末19日の取引終了後、ベンチャー企業の成長支援を手掛けるクオンタムリープ(東京都渋谷区)と資本・業務提携を締結したと発表。あわせてクオンタムリープとマイルストーン・キャピタル・マネジメント(東京都千代田区)を割当先とする第三者割り当てにより第6回新株予約権を発行すると発表しており、これらを好材料視した買いが流入した。資本・業務提携は、コア事業である接骨院・整骨院向け基幹システム「A-COMS(エーコムス)」事業の営業強化を図るのが狙い。また、新株予約権は26年1月5日を割当日としており、発行総数は5万個(潜在株式数500万株)。調達資金7億5369万円は、M&A及び新規事業投資やオリジナル機材商品製造費、システム開発費などにあてる方針だ。なお、希薄化は最大で48.60%となる。

■yutori <5892>  2,675円  +396 円 (+17.4%)  本日終値

yutori<5892>が急騰。eコマースを中心に若年層向けアパレルブランドを展開しているが、業績も高水準の伸びを継続している。業容拡大戦略にもなお積極的で、前週末19日取引終了後、スマートフォンゲームの開発・運営を手掛けるアカツキ<3932>、GPS HOLDINGS(東京都中央区)、MNインターファッション(東京都港区)と資本・業務提携することを発表、これを好感する買いを呼び込んだ。

■テクノホライゾン <6629>  1,090円  +150 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値

テクノホライゾン<6629>がストップ高。同社株の4ケタ大台復帰は2021年10月以来約4年ぶりとなる。映像・IT分野に特化した製品やサービスを手掛ける。ロボティクス分野ではFA関連を中心に実績豊富であり、ロボット制御技術を駆使したソリューション提供をタイテックブランドで展開し、人工知能(AI)とロボティクスの融合によるフィジカルAIの関連有力株として頭角を現している。株式需給面では貸株市場を経由した高水準の空売りが、外資系証券の手口で急増しており、この強制的な買い戻しによる踏み上げ相場の様相を呈している。

■光陽社 <7946>  2,085円  +235 円 (+12.7%)  本日終値

光陽社<7946>が続急伸。前週末19日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これを好感した買いが流入した。上限を5万株(自己株式を除く発行済み株数の9.44%)、または1億円としており、取得期間は12月22日から来年12月21日まで。取得した株式は消却を予定している。

■アクリート <4395>  1,413円  +103 円 (+7.9%)  本日終値

アクリート<4395>が急反発。前週末19日の取引終了後、10月16日に発表した米Forward Edge-AI(以下FEAI社)との合弁会社Forward Edge-AI Japanに関して、FEAI社からの出資払込が完了し、合弁事業を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。FEAI社は、米国家安全保障局(NSA)が策定した商用国家安全保障アルゴリズムであるCNSA2.0に準拠したハードウェア型PQC(耐量子計算機暗号)暗号プラットフォーム「Isidore Quantum(イシドール・クォンタム)」などを展開するグローバル企業。同合弁会社は、FEAI社の日本における戦略的拠点として設立され、FEAI社全製品の日本における販売・ライセンス供与ならびに保守・サポートを提供するとしている。なお、同件による25年12月期業績への影響は精査中としている。

■イーディーピー <7794>  391円  +28 円 (+7.7%)  本日終値

イーディーピー<7794>が大幅続伸。20日昼に放送された読売テレビ(日本テレビ系列)経済番組「サタデーLIVE ニュース ジグザグ」で紹介されたことが好材料視された。「注目○○ダイヤモンドが秘める可能性」の特集で取り上げられ、同社の人工ダイヤが天然ダイヤよりも安価であることや、自由なデザインが可能であることなどが紹介され、人工宝石分野の今後の成長への期待が高まっているようだ。

■大阪油化工業 <4124>  2,467円  +126 円 (+5.4%)  本日終値

大阪油化工業<4124>が高い。東証の自己株式買付取引情報によると、同社は22日に自社株19万7000株を買い付けた。前週末19日の取引終了後に同社は取得総数25万株(自己株式を除く発行済み株式総数の23.95%)を上限として、同日終値の2341円を1株あたりの買付価格として、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で買い付けの委託を行うと発表していた。資本効率の改善につながると期待した買いが入ったようだ。主要株主からの売却による短期的な需給への影響を和らげるとともに、資本効率の改善と企業価値の向上につなげる。取得した自社株の全株と、すでに保有する自社株の一部について、来年1月30日に消却する予定。

●ストップ高銘柄

monoAI <5240>  327円  +80 円 (+32.4%) ストップ高   本日終値

ヒーハイスト <6433>  859円  +150 円 (+21.2%) ストップ高   本日終値

パワーエックス <485A>  1,730円  +300 円 (+21.0%) ストップ高   本日終値

津田駒工業 <6217>  501円  +80 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値

など、8銘柄

●ストップ安銘柄

グランディーズ <3261>  891円  -300 円 (-25.2%) ストップ安   本日終値

など、2銘柄

株探ニュース

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