マーベルが上昇 アナリストが「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間23:43)
マーベル<MRVL> 85.51(+1.42 +1.69%)
半導体のマーベル・テクノロジー<MRVL>が上昇。アナリストが来月開催のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)を前に、同社を「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定した。
CESで同社および同業他社が、スケールアップ・ネットワーキング(コパッケージド・オプティクスを含む)の採用拡大を強調すると見ており、これが同社のトレイニアム4の受注獲得につながる可能性が高いと述べている。
今回の強気見通しは、同アナリストが同社経営陣と面談した結果を踏まえたもので、AIデータセンターに牽引され、2026年から27年にかけて売上成長が加速するという中核シナリオへの確信が強まったとしている。
同アナリストはまた、「AIはコンピュート、光通信、ネットワーキングといったあらゆるエコシステムに浸透しており、マーベルは成長に向けて非常に有利な立場にある」と指摘している。
【企業概要】
データセンターのコアからネットワークエッジに至るデータインフラ半導体ソリューションを提供する。データセンター、エンタープライズネットワーキング、キャリアネットワークインフラ、コンシューマー、自動車・産業市場に、高性能な標準およびセミカスタム製品を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース