ウェリタスがカイ気配スタート、核酸医薬品について物質特許出願と発表
Veritas In Silico<130A>がカイ気配スタート。同社は22日の取引終了後、核酸医薬品による疾患治療プロジェクトが進捗し、核酸医薬品について物質特許の出願を行ったと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。発明の名称は「標的転写産物の発現量の減少剤」で、対象疾患は心臓血管手術後に惹起される虚血性の急性腎不全。遺伝子名は「p53」としている。同社は6月16日、mRNAを標的とする核酸医薬品に関して自社パイプラインの対象疾患が決定したと発表した際、遺伝子名に関しては特許出願後に開示するとしていた。国内売上予測は年間約150億円。想定開発期間は8~10年としている。