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話題株ピックアップ【夕刊】(3):売れるG、岡本硝子、東邦鉛

注目
2025年12月23日 15時49分

■売れるG <9235>  702円  +100 円 (+16.6%) ストップ高   本日終値

売れるネット広告社グループ<9235>がストップ高。同社は22日の午後3時ごろ、子会社のSOBAプロジェクトが非エンジニア組織によるAI開発の内製化を支援するサービス「SOBA Vibe Factory(ソーバ・バイブ・ファクトリー)」を正式に開始したと発表。これが改めて材料視されたようだ。このサービスは、非エンジニア組織がVibeコーディング(AIと人がリアルタイムで並走しながら開発を進める手法)を業務に実装するために必要な基盤を、ワンストップで設計・構築・定着を支援するもの。短期的にはエンジニア採用が難しいスタートアップ・中小企業の内製化需要を確実に取り込み、中期的には大企業の新規事業・デジタルトランスフォーメーション(DX)部門における「PoC量産から本番実装」フェーズの伴走支援へ拡張、長期的には非エンジニアがAIで開発することを前提とした「組織OS」としての内製化モデルを確立するとしている。

■岡本硝子 <7746>  301円  +23 円 (+8.3%)  本日終値

岡本硝子<7746>が3連騰。この日、データセンターなどに用いられる光アイソレーターなどに使われるガラス偏光子に関し、複数の顧客との間で年間ベースでの販売契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入った。販売期間は26年1月から1年間。なお、同件による26年3月期業績への影響は業績予想に織り込み済みとしている。

■東邦亜鉛 <5707>  908円  +68 円 (+8.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

東邦亜鉛<5707>が続騰。足もとで金とともに銀のスポット価格が過去最高値を更新している。米国での利下げ観測がくすぶるなかで、現物資産に資金をシフトさせる機関投資家の姿勢がこれらの価格上昇を後押ししているという。鉛・銀製錬を手掛ける東邦亜鉛が11月13日に発表した26年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比15.2%減の538億3200万円、最終損益は13億5400万円の赤字(前年同期は42億800万円の黒字)と低迷したが、鉛製錬での操業トラブルの発生を経て、今後は収支改善策の効果を引き出す構えだ。歴史的な銀価格の高騰を背景に、下期以降の業績回復に対する投資家側の期待も高まっている。更に、プライム上場維持に求められる流通株式時価総額の基準適合に向けた会社側の新たなアクションに対する思惑もあって、短期資金が流入する形で株高に弾みをつけたとみられている。

■アイ・エス・ビー <9702>  1,832円  +132 円 (+7.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位

アイ・エス・ビー<9702>が大幅反発。22日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、シンガポールに拠点を置く投資運用会社アクシウム・キャピタル社が5.08%の株式を保有していることが新たに判明しており、需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、投資目的は純投資で、報告義務発生日は12月15日となっている。

■ネットスターズ <5590>  975円  +64 円 (+7.0%)  本日終値

ネットスターズ<5590>が大幅高で5日続伸。23日午前8時30分ごろ、ドル建てステーブルコイン「USDC」による店舗での支払いの実証を近日中に始めると発表しており、これを材料視した買いが入った。実証はインバウンド旅行客向けに、羽田空港第3ターミナル内の一部店舗で行う。同社はマルチQRコード決済サービス「StarPay」を展開している。USDCを対応決済手段に追加し、加盟店での支払いに使えるようにする。

■fonfun <2323>  873円  +53 円 (+6.5%)  本日終値

fonfun<2323>は急動意。この日午後1時ごろ、米国決済大手であるSquareが提供するPOSシステムとのデータ連携を開始したと発表した。fonfunが提供する日次決算総合プラットフォーム「れすだく」と、Square POSを通じて取得される販売・決済データを統合し、特に中小・小規模事業者の経営効率化とグローバル市場における事業展開を強力に支援していくという。

■アライドHD <6835>  261円  +14 円 (+5.7%)  本日終値

アライドテレシスホールディングス<6835>が大幅高で3日続伸。22日の取引終了後に自社株270万3567株(消却前発行済み株数の2.51%)を12月30日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は1億501万2176株となる。

■IGポート <3791>  1,348円  +50 円 (+3.9%)  本日終値

IGポート<3791>は3日ぶりに急反発。子会社のプロダクション・アイジーが制作中のバレーボールアニメ「ハイキュー!!」の劇場アニメ及びスペシャルアニメが2027年に公開されると発表したことが好感された。劇場アニメ「劇場版ハイキュー!!VS小さな巨人」は、24年2月に公開され世界興行収入200億円を記録した「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」の続編に当たり、全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高)で主人公が所属する烏野高校が準々決勝を戦う。一方、スペシャルアニメ「ハイキュー!!バケモノたちの行くところ」は同じ春高準々決勝の主人公が所属していないチーム同士の対戦を描く。公式サイトでは21日に発表されていたが、会社側が22日にリリースを発表したことで改めて注目されているようだ。

■アシロ <7378>  1,516円  +54 円 (+3.7%)  本日終値

アシロ<7378>が3日続伸。22日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、英ロンドンに拠点を置く投資顧問会社アセット・バリュー・インベスターズによる株式保有割合が6.78%から8.45%に上昇したことを受けて、需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的として、純投資及び持続的な企業価値の向上に向けた重要提案行為を行う可能性があるとしており、報告義務発生日は12月15日となっている。

■Solvvy <7320>  1,427円  +50 円 (+3.6%)  本日終値

Solvvy<7320>が大幅反発。この日、スポーツ分野向け映像検索・分析サービスの開発・提供などを手掛けるRUN.EDGE(東京都港区)と共同で、動画マニュアルをAIが自動生成をするサービス「TAGURU(タグル)」の法人向け展開を開始したと発表しており、これが好感された。同サービスは、説明しながら動画を撮影するだけで、AIが動画マニュアルを自動生成するもの。マニュアル作成における工数削減や多言語対応の迅速化を図るほか、特許技術によるピンポイント検索などにより現場での検索・活用促進を実現することで、企業の生産性向上と技術伝承を支援するという。

●ストップ高銘柄

TORICO <7138>  394円  +80 円 (+25.5%) ストップ高   本日終値

アクセスHD <7042>  717円  +100 円 (+16.2%) ストップ高   本日終値

など、5銘柄

●ストップ安銘柄

グランディーズ <3261>  741円  -150 円 (-16.8%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

株探ニュース

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