東証グロース市場250指数先物概況:プライム市場のAI・半導体が売られグロース市場に資金流入
12月23日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt高の652pt。なお、高値は656pt、安値は647pt、日中取引高は2760枚。前日22日の米国市場のダウ平均は続伸。追加利下げを期待した買いが続き、寄り付き後、上昇。半導体エヌビディア(NVDA)の回復がけん引し相場は続伸した。クリスマスラリー期待を受けた買いも目立ち、終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比4pt高の648ptからスタートした。米株高を受けて朝方から堅調な始まり。為替介入への警戒感による円高進行や、プライム市場のAI・半導体関連株に利益確定売りが入ったことで、内需株中心のグロース市場に短期資金が流入した。クリスマス休暇を前に外国人投資家の商いが細る中、幕間つなぎ的に新興市場を物色する動きも強まり、午後も底堅く推移。反発となる652ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではジーエヌアイ<2160>やサンバイオ<4592>などが上昇した。
《SK》