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【市場反応】米7-9月期GDP確定値は2年ぶり最大の伸び、ドル売り後退

市況
2025年12月23日 23時40分

米商務省が発表した米・7-9月期国内総生産(GDP)確定値は前期比年率+4.3%となった。伸びは4-6月期+3.8%から鈍化予想に反し拡大し23年7-9月期以降2年ぶり最大となった。同期個人消費確定値は前期比+3.5%。伸びは4-6月期+2.5%から予想以上に拡大し、昨年10-12月期以降で最大となった。同期GDP価格指数確定値は前期比+3.8%。伸びは4-6月期+2.1%から予想以上に拡大し、23年1-3月期以降で最大。

同時刻に発表された米10月耐久財受注速報は前月比-2.2%と、9月+0.7%から7月来のマイナスに落ち込んだ。予想も下回った。GDPの算出に用いられる航空機を除く非国防資本財出荷は予想を上回る伸びとなり、10-12月期GDPの成長をプラスに寄与した可能性が示唆された。

予想を上回ったGDPを受けドル買いが強まり、ドル・円は156円00銭から156円48銭まで上昇。ユーロ・ドルは欧州市場の高値1.1802ドルから1.1770ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.3512ドルから1.3490ドルまで下落した。

【経済指標】

・米ADP週雇用平均(12/6):+1.15万人(+1.75万人←+1.625万人)

・米・7-9月期GDP確定値:前期比年率+4.3%(予想:+3.3%、4-6月期:+3.8%)

・米・7-9月期個人消費確定値:前期比+3.5%(予想+2.7%、4-6月期:+2.5%)

・米・7-9月期GDP価格指数確定値:前期比+3.8%(予想+2.7%、4-6月期:+2.1%)

・米・10月耐久財受注速報:前月比-2.2%(予想-1.5%、9月+0.7%←+0.5%)

・米・11月鉱工業生産:前月比+0.2%(予想+0.1% 10月-0.1%)

・米・11月設備稼働率:76.0%(予想:75.9%、・10月:75.9%)

《KY》

提供:フィスコ

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