リペアが大幅高 「RP-3467」をギリアドに最大3000万ドルで売却=米国株個別
(NY時間10:38)(日本時間00:38)
リペア<RPTX> 2.59(+0.42 +19.12%)
医薬品のリペア・セラピューティクス<RPTX>が大幅高。ポリメラーゼ・シータ(ポリ・シータ)ATPase阻害剤「RP-3467」をギリアド・サイエンシズ<GILD>に最大3000万ドルで売却したと発表した。取引には2500万ドルの前払い金と、技術移管完了時に支払われる500万ドルが含まれる。
前払い金により同社の現金残高は増加し、ゼノ・セラピューティクス社との合併において、リペア株主に支払われると見込まれる現金対価は1株約2.20ドルに引き上げられる見通し。
「RP-3467」は、複数のがんを対象としたPOLAR臨床試験(第1フェーズ)で評価が進められている。
【企業概要】
DNA損傷の修復など、ゲノムの不安定性に焦点を当てた癌の治療法を開発する臨床段階の医薬品会社。遺伝子編集技術CRISPR対応の独自のSNIPRxプラットフォームを用い、ファーストインクラスの選択的で強力な経口小分子阻害剤、経口PLK4阻害剤の臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース