26日の米株式市場の概況、NYダウ6日ぶり小反落 利益確定売り優勢
26日の米株式市場では、NYダウが前日比20.19ドル安の4万8710.97ドルと6日ぶり小反落した。クリスマス休暇に入った投資家が多いなかで積極的にポジションを傾ける姿勢は広がらず、利益確定目的の売りが全体相場を圧迫した。
ボーイング<BA>やマクドナルド<MCD>、ウォルト・ディズニー<DIS>が冴えない展開。ニュースケール・パワー<SMR>やベンチャー・グローバル<VG>が下値を探った。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やナイキ<NKE>、スリーエム<MMM>が堅調。ターゲット<TGT>やクーパン<CPNG>が高い。
ナスダック総合株価指数は20.22ポイント安の2万3593.09と6日ぶり小反落した。テスラ<TSLA>やメタ・プラットフォームズ<META>が株価水準を切り下げたほか、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が軟調。TMCザ・メタルズ<TMC>が大幅安となった。一方、エヌビディア<NVDA>はしっかり。シグマ・リチウム<SGML>やGSIテクノロジー<GSIT>が急伸した。