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テスラ、アナリストは第4四半期の納車台数15%減を見込む=米国株個別

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2025年12月30日 23時37分

(NY時間09:37)(日本時間23:37)

テスラ<TSLA> 455.12(-4.52 -0.98%)

テスラ<TSLA>が軟調。同社は自社のウェブサイトに、アナリストによる納車台数予測を集計して掲載した。10-12月期(第4四半期)の予想平均値は15%減の42万2850台と、コンセンサスの10%減44万5061台よりも悲観的となっている。

テスラの投資家向け広報(IR)チームは長年、納車台数の予測平均値をまとめてきたが、IRページでは数値を公開していなかった。年間納車台数の平均予測値は、前年より8%超少ない160万台となっている。

同社は年前半に最も人気のある車種「モデルY」の見直しに伴い、各組立工場の生産ラインを刷新したため、販売が急減。この時期は、マスクCEOのトランプ政権での役割に対し、世間の不満が高まっていた時期とも重なる。

米国でEV購入の際の連邦税の税額控除が9月末に終了する前の駆け込み需要があったため、7-9月期(第3四半期)の納車台数は過去最高を記録していた。

同社は第4四半期に4万ドル以下のモデルYスポーツ用SUVと「モデル3」セダンの簡素化されたバージョンを発売することで、優遇措置失効による落ち込みを部分的にカバーしている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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