新年最初の週はMMFへの資金流入が強い 米国株からは資金流出
米大手銀の集計によると、新年最初の週は例年通りマネー・マーケット・ファンド(MMF)への資金流入が強く、今回は過去3番目の規模となる一方、米国株からは資金流出となった。
集計では、1月七日までの1週間でMMFに1485億ドル、債券に111億ドル、株式に22億ドル、金に11億ドル、暗号資産に11億ドルの資金が流入した。
注目すべきフローとしては、新興国債券が60億ドルの流出(2022年5月以来最大)、IT・ハイテク株が9億ドルの流出で2025年2月以来初の3週連続流出、素材株は13週ぶり最大となる50億ドルの流入だった。
米大手銀のストラテジストは、「第1四半期の戦略は撤退ではなくローテーション」とし、銀行、不動産、素材、資本財、小型・中型株などのバリュー・シクリカルへのエクスポージャーを高める一方、マグニフィセント7のディフェンシブな保有は維持するが、新規積み増しは控えるべきだと指摘している。
地域別では、米国株が190億ドルの流出、欧州は4週連続で23億ドルの流入、新興国株は11週連続で27億ドルの流入、日本株は4週ぶりに1億ドルの流出となった。債券では、投資適格債が37週連続で100億ドルの流入、ハイイールド債が7週連続で7億ドルの流入、米国債利回りは22億ドルの流入に復帰した一方、新興国債権は12週ぶりに60億ドルの流出となった。
株探ニュース