各国中銀、パウエル議長に連帯示す 当局者が異例の共同声明を準備
トランプ政権がFRBへの圧力を劇的に強めていることを受け、世界各国の中央銀行が、パウエル議長との連帯を示す声明の作成に取り組んでいる。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
共同声明は、国際決済銀行(BIS)の旗印の下で発表される予定で、すべての中銀が署名できる。時差のため、文言の整理に時間を要しているが、声明は早ければ本日にも発表される可能性があるという。
FRB議長に対する前例のない法的措置の脅威により、政治的圧力で中央銀行の独立性が弱まり、金融政策がインフレや成長目標ではなく政治的要請によって制約されるとの懸念が広がっている。
FRBとドルは世界金融システムの基盤で、法的措置の脅威はもちろん、口頭による圧力も世界的に重要な意味を持つ。
カナダ中銀のマクレム総裁は、パウエル議長を「公職の最高の人材」と評し、「全面的な支持」を表明する声明を発表した。マクレム総裁氏はブ「パウエル議長は困難な状況下で非常に優れた仕事をし、FRBが政治ではなく、根拠に基づき金融政策の決定をするよう導いている」と述べた。
ラガルドECB総裁をはじめ、他の中銀総裁も、金融政策の独立性の重要性を繰り返し強調し、パウエル議長を擁護、評価している。
株探ニュース