デルタ航空、決算受け下落 26年のFCFは減少を見込む=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間23:43)
デルタ航空<DAL> 68.97(-2.06 -2.90%)
デルタ航空<DAL>が下落。取引開始前に10-12月期(第4四半期)決算を発表し、1株利益が予想を上回ったものの、売上高は予想を若干下回った。ガイダンスも公表し、予想を下回る26年通期の見通しを示した。
同社はまた、ボーイング<BA>の787ドリームライナーを30機発注すると発表。同機種を初めて導入することになるが、国際線需要への強気な見通しを示す動きで、ボーイングにとっても追い風。ボーイング株は上昇。
25年の売上高は過去最高の583億ドルと、予想と一致。一方、事業への再投資強化のため、26年のフリーキャッシュフロー(FCF)は30-40億ドルと、前年の46億ドルから減少する見込みで、市場ではこの点を嫌気している模様。
同社は、格安航空会社との差別化を図るため、機内外のプレミアム商品に注力しており、富裕層の需要は引き続き堅調だという。バスティアンCEOは「座席増加のほぼ全てはプレミアム部門によるものだ」と述べた。この戦略により、経済の不透明感で価格に敏感な旅行者が旅行を控える中でも、同社は2025年の目標を維持できたとしている。
新たな787の発注は確定30機と追加オプション30機で、納入は2031年から開始される。エンジンはGE製を採用し、大西洋路線や南米路線に最適な機材と位置付ける。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.55ドル(予想:1.53ドル)
・売上高(調整後):146.1億ドル 1.2%増(予想:146.8億ドル)
旅客:129.2億ドル(予想:130.1億ドル)
貨物:2.46億ドル(予想:2.48億ドル)
・旅客積載率:82%(予想:83.5%)
・有効座席マイル(ASM):729.5億マイル(予想:729.2億マイル)
・有償旅客マイル(RPM):598.6億マイル(予想:608.7億マイル)
・旅客マイル当たり単価:0.22ドル
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.50~0.90ドル(予想:0.71ドル)
・売上高(調整後):5~7%増
・営業利益率(調整後):4.5~6%
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.50~7.50ドル(予想:7.20ドル)
・FCF(調整後):30~40億ドル(予想:37.6億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース