話題株ピックアップ【夕刊】(1):ノート、三光合成、日本国土開発
■note <5243> 2,275円 +400 円 (+21.3%) ストップ高 本日終値
note<5243>はストップ高。13日取引終了後、26年11月期連結業績予想について売上高を56億円(前期比35.2%増)、営業利益を7億円(同2.7倍)と発表した。黒字転換した24年11月期から急拡大路線をたどり、3期連続となる最高益更新を狙う。これを好感した買いが膨らんだ。主力の「note」「note pro」が強固な収益基盤として引き続き成長を牽引する見通し。AI関連事業の売り上げ貢献も見込む。配当予想は無配継続とした。なお、同時に発表した25年11月期決算は売上高が41億4100万円(前の期比25.0%増)、営業利益は2億5600万円(同4.8倍)だった。
■三光合成 <7888> 1,042円 +138 円 (+15.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率5位
三光合成<7888>が4日ぶりに急反発。1000円の大台に乗せて上場来高値を更新した。同社は13日の取引終了後、26年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.9%増の489億1400万円、経常利益は同11.4%増の29億4700万円となった。2ケタ増益で着地したことを評価した買いが入ったようだ。国内とアジア、北米で車両用内外装部品や金型の売り上げが伸長した。経常利益の通期計画に対する進捗率は約54%となった。
■日本国土開発 <1887> 633円 +76 円 (+13.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率6位
日本国土開発<1887>が後場終盤に急伸し昨年来高値を更新。午後3時ごろに26年5月期の連結業績予想について、売上高を1310億円から1320億円(前期比7.0%増)へ、営業利益を35億円から50億円(同2.2倍)へ、純利益を20億円から35億円(同2.6倍)へ上方修正したことが好感された。建築事業において大型案件などの受注及び手持ち工事が順調に進捗したことに加えて、好採算の大型工事が牽引し採算面が大きく改善したことが要因としている。なお、同時に発表した11月中間期決算は、売上高683億2300万円(前年同期比10.2%増)、営業利益33億8500万円(同24.0%増)、純利益25億800万円(同47.1%増)だった。
■北興化学工業 <4992> 1,736円 +159 円 (+10.1%) 本日終値
北興化学工業<4992>が切り返し急。同社は13日の取引終了後、25年11月期の連結決算とともに、26年11月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.9%増の520億円、経常利益は同0.3%増の61億円を計画する。ともにこれまで中期経営計画で示していた水準を上回るほか、長期経営計画の業績目標も見直し、29年11月期の売上高目標を550億円(従来は520億円)、経常利益目標を「68億円プラスアルファ」(同60億円)に修正した。今期の年間配当予想は前期比8円増配の54円としている。政策保有株式の縮減方針も公表しており、これらを好感した買いが入ったようだ。26年11月期は農薬事業で水稲剤・園芸剤の販売が堅調に推移する見込み。海外における自社原体イプフェンカルバゾンの拡販も寄与する。ファインケミカル事業ではKrFフォトレジスト原料など電子材料分野の需要回復を想定する。政策保有株式に関しては、残高を30年11月期までに30%程度縮減し(25年11月期末時価ベース)、連結純資産に対する政策保有株式の比率を20%未満まで低下させる方針を示している。
■マンダム <4917> 3,070円 +262 円 (+9.3%) 本日終値
マンダム<4917>が急反騰し、昨年来高値を更新。14日の寄り前、米投資ファンドのKKRからマンダム株式のTOB(株式公開買い付け)について法的拘束力がある意向表明書を13日付で受領したと発表した。意向表明書で提示された買付価格は1株3100円としており、マンダムの株価はKKRが提案したTOB価格にサヤ寄せする動きを見せている。マンダムはMBO(経営陣が参加する買収)における公開買付者のカロンホールディングス(東京都千代田区)が1株1960円でTOBを行うと昨年9月に開示していた。その後、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンスらによる大規模買付などを経て、買付価格は同年11月に1株2520円へ引き上げられていた。
■ブックオフG <9278> 1,644円 +140 円 (+9.3%) 本日終値
ブックオフグループホールディングス<9278>が急反発し、昨年来高値を更新した。同社は13日の取引終了後、26年5月期第2四半期累計(6~11月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.6%増の611億400万円、経常利益は同15.1%減の14億5400万円となった。中間期では経常減益となったものの、直近3カ月間の9~11月期で経常利益は67%増となっており、業況を好感した買いが集まった。国内ブックオフ事業では直営既存店においてトレーディングカード・ホビーや貴金属・時計・ブランドバッグなどの売り上げが伸長。9~11月に関しては費用の増加を売上総利益の増加が上回った。同事業での戦略的な退店に伴う特別損失の影響を補う形で、連結全体において最終利益ベースでも増益を確保した。
■スターマイカ <2975> 1,551円 +117 円 (+8.2%) 本日終値
スター・マイカ・ホールディングス<2975>は大幅高。連日で上場来高値を更新した。13日取引終了後、26年11月期連結業績予想について売上高を847億1500万円(前期比22.5%増)、営業利益を92億9800万円(同27.1%増)と発表した。配当予想は45円(前期37円)とした。これを好感した買いが入った。新築マンションの価格高騰や供給減少に伴うリノベーションマンションへの底堅い需要の継続を見込む。同時に発表した25年11月期決算は、売上高が691億5800万円(前の期比23.8%増)、営業利益が73億1400万円(同32.4%増)だった。中古分譲マンションの賃貸・販売を手掛ける主力のリノベマンション事業が好調だった。
■放電精密加工研究所 <6469> 3,495円 +215 円 (+6.6%) 本日終値
放電精密加工研究所<6469>が4連騰、13%超の急騰で3720円まで駆け上がる場面があった。連日で最高値更新が続いているが、バリュエーション面で割高感が意識される一方、大口資金などによる株式吸い上げ効果で品薄感が漂い、上値追いに拍車がかかっている。三菱重工業<7011>との資本業務提携で三菱重が34%の筆頭株主となっているが、この提携を契機に防衛装備品分野の収益が拡大しており、株式市場でも防衛関連株の一角として存在感を高めてきた。特に昨年末から上昇ピッチが速まっている。株価の上昇過程で信用買い残はむしろ減少傾向にあり、需給面でも上値が軽い状態にある。
■ラサ工業 <4022> 7,180円 +440 円 (+6.5%) 本日終値
ラサ工業<4022>が6%超の上昇で3連騰、修正後株価で1997年以来約29年ぶりとなる7000円大台乗せを果たした。半導体向け高純度リン酸を収益の主力としており、世界トップシェアを誇る。半導体受託生産世界最大手のTSMC<TSM>のトップサプライヤーでもあり、TSMCの決算発表をあすに控え、関連有力株であるラサ工にも海外投資家などの注目度が高まったもようだ。業績好調が際立ち、営業利益は25年3月期の32%増益に続き、今期も前期比8%増の51億円と連続最高益が見込まれている。
■ビックカメラ <3048> 1,771.5円 +58 円 (+3.4%) 本日終値
ビックカメラ<3048>が後場に入りプラス圏に急浮上し昨年来高値を更新。正午ごろに発表した第1四半期(9~11月)連結決算が、売上高2386億8700万円(前年同期比6.5%増)、営業利益74億100万円(同66.2%増)、純利益44億7100万円(同59.3%増)と順調な滑り出しとなったことが好感された。スマートフォンやパソコン、ゲーム、デジタルカメラなどが伸長し既存店売上高が堅調に推移した。また、インバウンド強化戦略の取り組みにより免税売り上げが第1四半期として過去最高を更新したことも寄与した。なお、26年8月期通期業績予想は、売上高1兆130億円(前期比4.0%増)、営業利益305億円(同0.7%増)、純利益175億円(同0.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース