米景気後退入りの見方も その場合、ダウ平均は最大20%下落
米投資会社のCEOは、米国の平均所得層の消費者が生活費高騰に苦しむ中で、米経済は年末に小規模なリセッションに陥る可能性が高く、株価は下落するとの見通しを示した。
同CEOはシカゴ経営者クラブの年間見通しのイベントで経営幹部らに対し、ダウ平均は今年15-20%下げる公算が大きいとの見方を示した。富裕層は上手くやっているが、平均的な米国民は支払いに苦労していると指摘している。
「年末までに小規模なリセッションに見舞われるだろう。富裕層はクルーズ旅行やラスベガスに出掛けるなど、様々な刺激的支出を行い、実に好調だ。だが、平均的消費者は本当に苦労している」と語った。
過去3年間の3桁の株価上昇は極めて異例だとも主張。AIブームの影響で株式市場は経済情勢をもはや反映しておらず、大型のIT・ハイテク株への市場の過度な集中が気掛かりだと述べた。
FRBが利下げ圧力に直面する中で、米10年国債利回りが年末に若干低下するとも予測している。
一方、別のエコノミストは、FRBが今年3回の利下げに動き、年末のダウ平均は4万3000ドルまで下落すると予想している。それでも米経済はリセッションは回避するとも述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース